2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧
更新できそうもないといいながらの更新。ピースオブケイク 3 (3) (Feelコミックス)作者: ジョージ朝倉出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/07/07メディア: コミック クリック: 2回この商品を含むブログ (79件) を見る前々から気になってたジョージ朝倉に初…
何かばたばたしていて明日は更新できそうにないので。しかしもう、七月が終わるのだなぁ。 今月は34冊。うち翻訳モノが15冊。 生きてるだけで、愛(本谷由希子)★★★ 人生激場(三浦しをん)★★★☆ ざらざら(川上弘美)★★★☆ オンタロスの剣(茅田砂胡)★★★ 絲…
id:seiitiさんから回ってきてません! 回ってきてないけど、 7 バトンを回す7人とその人をイメージする漢字 回しません!回さないけど、「その人をイメージする漢字」ってので真っ先に浮かんだのはid:juice78さんの「早」(もしくは「速」)ですね。彼女の…
生きてるだけで、愛作者: 本谷有希子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/07/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (140件) を見るこないだの芥川賞の候補作のひとつ。ちょっと気になっていたので初挑戦。 躁鬱と過眠に悩まされ…
人生激場 (新潮文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/07/28メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 16回この商品を含むブログ (115件) を見る今月の新潮文庫新刊で、エッセイ集ですね。三浦しをんのエッセイは最近のものは単行本で買って読…
七人のおば (創元推理文庫)作者: パット・マガー,大村美根子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1986/08/22メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 10回この商品を含むブログ (49件) を見る昨日の今日ですがさっそくこの作家の作品を買えるだけ買ってきましたよ…
口ひげを剃る男 (Modern & Classic)作者: エマニュエル・カレール,田中千春出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/06/08メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (12件) を見る初めて読むフランスの作家の作品ですが、最近よく参考にさせて…
四人の女 (創元推理文庫 (164‐3))作者: パット・マガー,吉野美恵子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1985/01/25メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見るこの本を買うきっかけとなったのは、東京創元社のオンラインマガジンのコン…
ざらざら作者: 川上弘美出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2006/07/20メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 29回この商品を含むブログ (93件) を見る川上弘美の最新作。揺れ動くおんなの心を切り取った掌小説です。 もしあなたが、ひとりでご飯を食べ…
赤い指作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/07/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 57回この商品を含むブログ (219件) を見る直木賞受賞第一作の書き下ろし長編ということで。そうか、『容疑者Xの献身』以来なんですね。 息子が犯したと…
絲的メイソウ作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/07/22メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (74件) を見る絲山秋子、初のエッセイ集。可愛くて愉快な表紙が気に入った。 う〜ん面白い! さっぱりしてるのに腹黒い……? なん…
オンタロスの剣―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)作者: 茅田砂胡,鈴木理華出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/07/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (37件) を見る<クラッシュ・ブレイズ>シリーズ最新刊。…
夜をゆく飛行機作者: 角田光代出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/07メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (64件) を見る長編は……え?もしかして『対岸の彼女』以来ですか? 一応アマゾンとブログをじっくり検討したうえ、そうかも…
愛の続き (新潮文庫)作者: イアンマキューアン,Ian McEwan,小山太一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (26件) を見るこないだ読んだ『アムステルダム』がすごく良かったので、早速他の作品…
月が100回沈めば作者: 式田ティエン出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2006/06メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を見るデビュー作『沈むさかな』で第1回「このミス」大賞優秀賞を受賞した著者による、二作目が本書らしい。 舞台は…
エバーグリーン作者: 豊島ミホ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2006/07メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (70件) を見る豊島ミホ初の恋愛小説!?……う〜ん、でもどっちかというと青春小説というほうが近いかも。 中学校三年生のときにちょっ…
文盲 アゴタ・クリストフ自伝作者: アゴタ・クリストフ,堀茂樹出版社/メーカー: 白水社発売日: 2006/02/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (65件) を見るずっと読みたいと思ってたものの、行きつけの書店では見つけられず、や…
145gの孤独作者: 伊岡瞬出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (17件) を見る『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー、本書が受賞第一作となる作家さんらしいです。わたしはもちろ…
アムステルダム 新潮クレストブックス作者: イアンマキューアン,Ian McEwan,小山太一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1999/05メディア: 単行本 クリック: 19回この商品を含むブログ (19件) を見る新潮クレストブックスですね。98年度ブッカー賞受賞作品。 こ…
最近よくのぞかせてもらってる『すみ&にえ「ほんやく本のススメ」』というサイトで上半期の翻訳本ベスト10というエントリがあったので参加させてもらいました。せっかくなのでこちらにも転載しておきます。こないだ書いた2006上半期ベストと微妙に順番が変…
支那そば館の謎 裏京都ミステリー (光文社文庫)作者: 北森鴻出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/07/12メディア: 文庫 クリック: 17回この商品を含むブログ (42件) を見る裏京都ミステリーシリーズ第一弾。最新刊にして第二弾の『ぶぶ漬け伝説の謎』を先に…
日々の泡 (新潮文庫)作者: ボリスヴィアン,Boris Vian,曽根元吉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1998/03/02メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 40回この商品を含むブログ (90件) を見るこれは文句なしに面白かった! お金持ちでハンサムだがちょっと内向的な…
十五少年漂流記 (新潮文庫)作者: ジュール・ヴェルヌ,波多野完治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1951/11/20メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 92回この商品を含むブログ (44件) を見るそっからかよ!ってくらいに超有名な作品からスタートです。いやでもこ…
正直に告白しますと意外にね、読んでないんですよ。名作ってやつを。今でこそ月30冊読破も当たり前ですが、学生時代はほとんど読んでなかった。それでも国内の超有名作家は大学時代にめぼしいところは読んだのだけど、翻訳作品は苦手で高校時代にサガンとオ…
えぇ、またジョナサン・キャロルですよ。短編集としては『パニックの手』に続いて二作目。というか、キャロルの短編集はこの二冊しか出てないようなんですが。もう行きつけの本屋も準・行きつけの本屋にもわたしの未読の長編がないので、今月再販になったこ…
三四郎はそれから門を出た作者: 三浦しをん出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2006/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 30回この商品を含むブログ (152件) を見る三浦しをん初のブックガイド&カルチャーエッセイ集。直木賞受賞が発表された日に書店に並…
風に舞いあがるビニールシート作者: 森絵都出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/05/31メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 32回この商品を含むブログ (254件) を見る受賞作決定のニュースが流れる前には読み終わってたんですがね、結局発表当日に読むこ…
しましたね。 第135回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が13日夕、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞には伊藤たかみさん(35)の「8月の路上に捨てる」(「文学界」6月号)、直木賞には三浦しをんさん(29)の「まほろ駅前多田便利軒」(…
アジア新聞屋台村作者: 高野秀行出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/06/26メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (22件) を見るノンフィクションライターである著者の初めての小説。本書は、著者がかつて関わった複数のアジア系ミニコミ出版…
ふあ〜。やっぱジョナサン・キャロルはいい。そればっか言ってますけどね、えぇ。いやでも凄かった。途中から止まらなかった。そして突き放されたラストに、しばし呆然。こんな読書体験させてくれる作家はそうはいない。 ぼくはいま、息子の頭に銃を突きつけ…