2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

……2005/5

パソコン買っちまった…とくに買い替える必要性があったわけでもないのに…あぁ。でも新しいパソコンはやっぱうれしいな。今日から完全にマックだわ。 今月は休みボケとか仕事が予想以上にきつかったせいでここ数ヶ月に比べるとあんまり読めなかったな。 今月…

子供たち怒る怒る怒る(佐藤友哉/新潮社)

この人の本を読むのは初めて。書店で何となく手にとって買ったものだけれども…。 うーん、ビッミョ〜だなぁ。読みやすいんだけど、途中で疲れちゃった。どうも読者として純文系はダメらしい…と自分のなかで気付いてはいるんだけど。実は舞城王太郎もあんだけ…

働きマン(1) (モーニング KC)(安野モヨコ/講談社)

この人の本買うのは『ハッピーマニア』以来だな。『ハッピーマニア』では恋愛にすべてのパワーを使い果たすダメ女・シゲカヨが主人公だったが、こちらは仕事にすべてをかける女が主人公。納豆巻きを愛する松方弘子はスクープ系週刊誌の編集者。ハードスケジ…

タイガー&ドラゴン(#07-猫の皿)

ついに竜二(岡田准一)の落語が来た! 「素人スカウトキャラバン」という大会の景品であるヴィンテージジーンズ欲しさに大会に出場することなった竜二。自分が縁を切った「お笑い」であることに躊躇しながらも兄のドン太に教えたもらった一発ギャグで勝負に…

ビネツ(永井するみ/小学館)

永井するみの新刊。久しぶりかな? 青山の高級エステサロン『ヴィーナスの手』。サロンオーナーの安芸津京子にヘッドハンティングされた麻美は、その手の特徴から<神の手>の再来ともてはやされる。このサロンにはかつてサリという神の手を持つエステティシ…

白いへび眠る島(三浦しをん/角川文庫)

ハードカバーを買おうかどうか悩んでたので文庫で出てくれてラッキーな気分。これで三浦しをんの小説はいまのところ制覇。ハードカバーの時は「白蛇島」という題名だったのが改名されたようですね。 高校最期の夏、悟史が久しぶりに帰省したのは、今も因習が…

くうねるところすむところ(平安寿子/文芸春秋)

平安寿子の新刊。 求人情報誌の副編集長をつとめる梨央は毎日が不満だらけ。あげくに30歳の誕生日、妻子持ちの恋人にデートをドタキャンされ、一人で飲んで酔っぱらって入り込んだ工事現場で鳶職の男・徹男と出会う。彼と彼の仕事に興味を持った梨央は下心も…

しあわせのねだん(角田光代/晶文社)

ほんっと、最近この人の本出過ぎ…。ま、小説は間違いなく買ってるんだけど、エッセイもけっこう立て続けに三冊も出てるからなぁ。とはいえこの人のエッセイをハードカバーで買うのは初めてなんだけれども。このほかに古本に関するのと旅行記みたいなエッセイ…

神保町の夜。

今日は久々に友達とご飯を食べるため神保町へ。ヴィレッジヴァンガードで買ったのが『絶対したい禁断のH!! (MIU COMICS)』(二ノ宮知子ほか/秋田書店)。…いや、この店では前から二ノ宮知子の棚をつくっててそこの置いてあるから気になってたものの、題名か…

タイガー&ドラゴン(#6ー明烏)

たしか春風亭昇太って本当の落語家さんなんだよね。今回は彼が主人公だったんだけど、すごく上手いなぁと思った。「俺、兄貴の弟で良かった」…って(笑)。阿部サダヲと岡田准一の熱い兄弟っぷりが超笑える。来週は小日向さんがゲストのようですね。そして竜…

家守綺譚(梨木香歩/新潮社)

帯を見てもどんな作品か全然分からないのでなかなか手を出さなかった作品。ま、梨木香歩の作品なんでハズレはないことはわかってたんだけども。 売れない小説家・綿貫征四郎が主人公。ときは明治、綿貫は空き家になった友人の実家に住むことになる。古い二階…

In・pocket―月刊〈文庫情報誌〉 (2005年5月号)

講談社の文庫情報誌。これ買ったのははじめて。200円という値段が高いのか安いのかはよくわからん。翻訳ミステリ特集だったので買ってみた。わたしが読んでる翻訳ミステリの作者の数なんて片手で数えられるもんだから、また新たに開拓したいなぁと思ってたと…

ニューヨーク大聖堂(上) (講談社文庫) ニューヨーク大聖堂(下) (講談社文庫)(ネルソン・デミル/講談社文庫)

この人の作品を読むのははじめて。評判が良さそうなので買ってみた。 聖パトリックの日、フリンを主犯とするIRAグループがニューヨーク大聖堂を占拠し、爆弾を仕掛けた。人質は元IRAで平和活動に従事するモーリーン、イギリス総領事バクスター、枢機卿、マー…

数独の謎

しんどい仕事がやっと終わってほっと一息。…する間もなく次の仕事が迫るが、連日朝帰りからはしばらく開放されるだろう。そんだけ忙しいのだからこんなことやってるヒマないだろうと思うのだが、最近ちょっと「数独」にはまりかけてる。なんでも日本生まれの…

小説以外(恩田陸/新潮社)

世の中には、二種類の人間がいる。物語を愛する人(読書家)と物語に愛された人(小説家)。稀に両者を兼ね備えた人間が生まれるが、年間2000枚の原稿を書き、200冊の本を読む恩田陸はその典型と言えるだろう。あらゆるジャンルで活躍する現代の語り部は、ど…

狐闇 (講談社文庫)(北森鴻:講談社文庫)

魔鏡を競り市で手に入れたことで、宇佐見陶子の運命は変わった。市に参加していた男が電車に飛び込んだのを皮切りに周囲で命を落とすものが続出。陶子は絵画の贋作作りの汚名を着せられ、骨董業者の鑑札を剥奪されてしまう。狡猾な罠を仕掛けたのは誰か。満…

晩鐘〈上〉 (双葉文庫) 晩鐘〈下〉 (双葉文庫)(乃南アサ/双葉文庫)

殺人事件の加害者家族と被害者家族にスポットを当てた『風紋』の続編。父親が殺人者であることを知らずに育つ二人の幼い兄妹、殺された母親のことを忘れたかのように新たな生活を営む家族を許せない娘、事件の影響について二家族に改めて取材を申し込む新聞…

千秋丼(プロマイド付き)

『のだめカンタービレ(12) (KC KISS)』が出てたので買った。いつも行く本屋は最近二ノ宮知子を売る気満々だ。ま、のだめは今人気あるからわかるけど、一番目立つところに「平成よっぱらい研究所」をどどーんと積んであるのが笑える。店員さんの中にファンが…

風味絶佳(山田詠美/文藝春秋)

もうね、好きとか嫌いとかのレベルじゃなくて、わたしの読書タイムのなかで山田詠美の新刊は図抜けてリスペクトされちゃってる。ゆったりとした一人の時間といつもより高めの赤ワインをお供にしたい。というわけで今日本屋でこの本を見付けてしまってから本…

朝7時頃に仕事が一区切りし、いったん家に戻って寝る。夕方は新宿で打ち合わせ、それから事務所に戻ってちょっと仕事。土日休めないかも…。

銀杏坂 (光文社文庫)(松尾由美/光文社文庫)

北陸の古都・香坂を舞台に、ある刑事コンビが次々と出くわす不可思議な事件の顛末を描いた連作ミステリ。 主人公の中年刑事・木崎の真っ直ぐさと優しさ、そして相方・吉村のとぼけたキャラがいい。香坂というゆったりとした土地柄に、耳に優しい方言がさらに…

フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)(ロバート・J・ソウヤー/ハヤカワ文庫)

「イリーガル・エイリアン」に続き、ソウヤーの作品は二冊目。ブックオフにて購入。 科学者であるロイドとテオはヒッグス粒子を発見するための大規模な実験を行った。しかし実験は失敗に終わり、そしてなぜか全世界のすべての人間の意識が二分間、21年後の未…

この本が、世界に存在することに (ダ・ヴィンチ・ブックス)(角田光代/メディアファクトリー)

角田光代の最新刊を発見。<本>をモチーフにした短編集だ。一部は「WEBダ・ヴィンチ」で公開されたものらしい。 本を媒体にしたせつない記憶がつづられる。中身もとても良かったが、あとがきで著者が<本>について愛情たっぷりに語っているエッセイも良い…

昏(くら)い部屋 (創元推理文庫)(ミネット・ウォルターズ/創元推理文庫)

翻訳ミステリ読むのは久しぶりかも…。この人の作品を読むのははじめて。解説によると<英国ミステリ界の新女王>らしい。 主人公の女性・ジンクスは激しい事故の後遺症で数日間の記憶を失ったまま、病院のベッドで目を覚ます。恋人の裏切りを知ったことによ…

黒笑小説(東野圭吾/集英社)

帯より 偉そうな顔をしていても、作家だって俗物根性丸出し! 俗物作家東野がヤケクソで描く文壇事情など13の黒い笑い 俗物作家って…やっぱ直木賞欲しいのかな、そりゃ欲しいよねそろそろ。そこんとこを笑い飛ばす作品に昇華しちゃってるのがすごい。東野圭…

青春ノイローゼ (双葉文庫)(みうらじゅん/双葉文庫)

やっぱ疲れたときはこんな本がいいね。たっぷり笑わせていただきました。 岡本信人の個性派キャラに悶える<信人的な旅>、一度好きになったらとことんな<マイブームの旅>、そして京都の生家から西荻窪まで自分のゆかりの地をめぐる<俺だけの旅>…という…

今月は仕事が多くてかなりブルーだ…。 15日くらいに山田詠美の久々の新刊が出るらしい。かなり久しぶりだ!「PAY DAY!!」以来?楽しみー。

グルーヴ17(戸梶圭太/新潮社)

帯より ルックスだけはいい奴らが集まる峯尾学園芸能科。一方のパンジン(普通科)で女にもてずサイテーな日々を送る二人の男子が、街で誘われた怪しげなパーティー。寒風吹きすさぶ土曜の夜の六本木、17歳の高校生たちがそこに結集した時、運命が動いた…。 …

久しぶりに部屋の掃除&本棚整理。収拾のつかない文庫棚はジャンル分けしてみた。ハードカバーもなんとかしたいなぁ。

五月病かな…。四月末に休んだのが尾を引いてるのかもしれんが、あまり本に食指を動かされない。 『スウィングガールズ スタンダード・エディション [DVD]』を観た。この監督らしいというか欠点というか前半がめちゃめちゃだるい。でも終わりよければ良しだろ…