2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Book(30-31)

◆夏の約束 (講談社文庫)(藤野千代/講談社文庫) やっと見付けた藤野千代作品。読むのは二冊目。 マルオとヒカルのゲイカップル、売れない小説家・菊江、男から女になったトランスセクシャルの美容師・たま代、頭のねじが一本抜けてそうなOL・のぞみ…彼ら…

Day

日曜日の夕方、やっと今月の仕事が終わった。今回は仕事の量が多くて、本気で疲れた。まあ無事終わってようござんした。 今日はカレーライスを作った。『カレーライフ』を読みながらカレーをつくろう!としばらく前から決めてたのだ。分厚い本なのでさすがに…

Book(29)

◆メイン・ディッシュ (集英社文庫)(北森鴻/集英社文庫) 小劇団の看板女優・紅林ユリエと、その恋人であり料理の達人でもあるミケさんの二人を軸とした連作ミステリ。これが上手いのなんの!全体としては叙述っぽい凝ったストーリー構成であるにもかかわら…

Book(28)

◆粗忽拳銃 (集英社文庫)(竹内真/集英社文庫) 朝5時まで仕事して帰ってきて体はもう限界だというのに、読みかけのこの本が面白くて結局最後まで読んでしまった。 落語家の弟子をしている天馬、自主映画監督の時村、見習いライターの加奈子、売れない劇団…

Book(27)

◆白蛇教異端審問(桐野夏生/文芸春秋) なんと著者初めてのエッセイ集。短いエッセイや、直木賞、エドガー・アラン・ポー賞候補になったあたりの日記、ショート・ストーリーなど。しかしなんといっても一番面白いのは表題の「白蛇教異端審問」だろう。これ…

Book(26)

◆雨恋(松尾由美/新潮社) これはいい!って読み初めてすぐにわかっちゃうもんだなぁ。仕事の片手間に読むのが惜しく思ったほどにすてきな作品。 例によってこの人の作品は少しでもあらすじを書いてしまうとネタバレになるのでそれははしょって。本作はSFで…

Book(24-25)

◆ビーストシェイク (カッパノベルス)(戸梶圭太/光文社) 前に読んだ「クールトラッシュ」の続編にあたるもの。相変わらず裏の世界で生きる鉤崎は、売買が禁止されている稀少動物のセリ現場を襲う計画を持ちかけられる。 前作よりテンポが良くて面白かった…

Day

朝方5時に寝たのに9時に目が覚めて、自分にビックリする。ゆっくり準備して家を出る。ちょっと早めのお昼として森下駅そばのラーメン屋さんで野菜湯麺。これがめちゃくちゃ野菜が多くて、麺にたどり着く前に満腹になってしまった。まあ自炊するヒマがない…

Book(23)

◆となり町戦争(三崎亜記/集英社) 第17回小説すばる新人賞受賞作…らしい。 となり町との戦争が始まることを町内報で知った新人サラリーマンの前田。なぜかニュースにはなっておらず、町はいつも通りにみえるのだが、町内報には次々と死者の数が載せられ…

Day

早めに起きてお昼頃には事務所へ。ため息が出る仕事の量。お昼は事務所近くの美味しい蕎麦屋でかしわせいろ。夜は立ち食いそば。夜中2時過ぎまで仕事してタクシーで帰る。

Book(20-22)

◆夜明けまで1マイル somebody loves you (集英社文庫)(村山由佳/集英社文庫) 大学の先生・マリコと恋に落ちてしまった大学生の涯と、涯の幼なじみで同じバンド仲間のうさぎの関係が描かれる青春物語。 う〜ん、まあこの人らしいベタなストーリーではある…

Day

起きたら夕方…急いで仕事を片づけて気付けばもう夜9時。近くの居酒屋にご飯食べに行く。寒いなぁと思ったら雨が降っていたらしい。

Book(19)

◆ソナタの夜(永井するみ/講談社) 中年女性の苦しい恋と秘密をテーマに描かれた短編集。 誰かのことを思うからこそ愛する人にも秘密を持つ。その秘密を貫き通せるほどに主人公たちは大人だが、一人で抱える苦しさは常に痛々しい。 ちょっと無難にまとまり…

Day

昼少し前に起きて別件の仕事を3時間ほどかけてすすめる。それから事務所に。たまってる仕事を思うと沈んできたので本屋で八つ当たり買い。夕方から夜中2時まで仕事。納得いくほどまで終わらせられなかったのが残念。書店でレジの前にある小冊子をもらって…

Book(17-18)

◆カップルズ (集英社文庫)(佐藤正午/集英社文庫) 久しぶりの佐藤正午。古本屋で購入。 一人の中年作家の視点から、町に住む人々に関する様々な「噂」を見つめた連作短編集。 説明するのが難しいけど、面白い作品だった。それぞれの物語の中でまるで探偵か…

Day

うぅ〜今日も寝坊。そろそろ仕事が詰まってきたというのに…。ばたばたと出かける。遅い昼ごはんは立ち食いそば。11時頃帰ってきて遅い晩ご飯はうちでペペロンチーノつくって食べる。そのあとも仕事あったんだけどやる気が出ずぼうっと本を読み…。明日こそ…

Book(16)

◆狐罠 (講談社文庫)(北森鴻/講談社文庫) 借りモノ。この人の作品を読むのは初めて。 裏表紙のあらすじより― 店舗を持たず、自分の鑑定眼だけを頼りに骨董を商う「旗師」宇佐見陶子。彼女が同業の橘薫堂から仕入れた唐様切子紺碧碗は、贋作だった。プロを…

Day

昨日飲み過ぎたせいか寝坊…。あわてて準備して打ち合わせのため麹町へ。新しい仕事について。どうでもいいがわたしと編集さんが話してるそばでまじめな顔して仕事している人がずーっとビールを飲んでることがおかしくてしょうがなかった。こんな時間から飲ん…

Book(14-15)

◆おいしい水 (光文社文庫)(盛田隆二/光文社文庫) 30歳・専業主婦・一人子持ちの弥生を主人公として、危機を迎える夫婦関係、仲が良いんだか悪いんだかわからないご近所付き合い、新たに始めたタウン紙の編集の仕事…などが丹念に描かれる。 なによりこれを…

Day

今日は気持ち早く起きれて順調に家を出ようと思ったときに、叔父から電話が…。来年から東京に住む娘(つまりわたしの従姉妹)の住むアパートを探した後、住所を頼りにわたしの住むアパートまでたどり着こうとしてたのだ!しかも親子三人で!しかもうちから徒…

Book(13)

◆ルート225 (新潮文庫)(藤野千代/新潮文庫) この人の作品読むの初めて。直木賞作家だったんだ…知らなかった。 中学生の姉弟二人そろってパラレルワールドに迷い込んでしまうというSF&YA小説。しっかりものだがおおざっぱな姉・エリ子に臆病で神経質…

Day

昨日の夜やるはずだった仕事をさぼったからなんとか早起きしてやろう!と思ってたけど、起きたらやっぱり昼。昨日の晩ご飯の残りと鯵の干物で昼ご飯。駅に向かう途中にあるおもちゃやさんの前でパンダーゼットのガチャガチャを見付けて2回ほどガチャガチャ…

Book(11-12)

◆パートタイム・パートナー (光文社文庫)(平安寿子/光文社文庫) この人の最近の作品は必ず読んでるんだけど、昔の作品は読んでなかったので文庫で見付けて嬉しい。 「パートタイム・パートナー」とは「デート屋」。セックスは無し、デートにお付き合いし…

Day

ちょっと早めに起きて(といっても昼だが)、実家から送ってもらった鯵の干物、若布のみそ汁、ご飯という正しい日本の朝ご飯(昼ご飯だけど)をつくって食べる。久しぶりに気持ちいいほど晴れたので洗濯も。それから事務所へ。とんとんと仕事を片づけて今日…

Book(10)

◆劫尽童女(恩田陸/光文社) 去年後半から恩田陸ははまって、さすがにほぼ読み尽くしてしまっただろう、という勢いで読んだが、こうして古本屋で未読本を見付けると嬉しい限り。この作家はSF、ミステリ(叙述ミステリ含む)、青春モノまでジャンルを超え…

Day

うぅ〜今日も起きれば3時…。まぁ毎日寝るのが朝5時くらいだから休日と思えばそんなにおかしい時間でもないが(でもちょっと寝過ぎ…?)、すでに一日は終わった、という感じが哀しくもある。しかもまた雨。休みの日は同居人のバイクで移動することが常とな…

Book(8-9)

◆ピピネラ (講談社文庫)(松尾由美/講談社文庫) この人の本を読むのは久しぶり。ビーグル犬の表紙が可愛い『スパイク』以来2冊目。 『スパイク』もそうだったけど、この人の作品は説明しづらい。というかネタバレになっちゃうので、先入観なしで読むのが…

Day

げっ…起きたら3時。寝過ぎ寝過ぎ。とはいえ窓の外を見ると雨模様。しかも寒い。ま、これじゃ早起きしても意味なかったな、と都合良く解釈。買ってきた本もたくさんあるし、今日は読書だ。と意気込んで開いた本にショックを受ける。それは昨日古本屋で買って…

Book(6-7)

◆散る。アウト(盛田隆二/毎日新聞社) 一介のサラリーマンであった耕平は先物取引に手を出してしまったことから多大な借金を抱え、夜逃げ同然でホームレスとなった。そこで怪しげな男から声をかけられ、偽装結婚のため偽のパスポートでモンゴルへ行くこと…

Day

お昼にラーメンをつくって食べ事務所へ。そこそこに仕事を進めて、帰りは久しぶりに一つ向こうの駅の古本屋へ。たいしたもんないな…と思いつつ、持って歩ける限界の一歩手前(ハードカバー4冊・文庫本4冊)まで買い込み、その足でスーパーに寄ってオリーブ…