Book(23)

となり町戦争
となり町戦争三崎亜記集英社
第17回小説すばる新人賞受賞作…らしい。
となり町との戦争が始まることを町内報で知った新人サラリーマンの前田。なぜかニュースにはなっておらず、町はいつも通りにみえるのだが、町内報には次々と死者の数が載せられている。そんなある日、前田に町役場から適地偵察を命じられ―。見えない戦争、見えない死者。実感を得ないまま戦争は続いていく。
なんか色々考えさせられる。テレビもラジオもないような起こる戦争ってこんな感じかも知れない。いろいろ考えさせられるが疲れてるのであまり頭が働かない。設定も面白いし文章も上手いのだが、疲れてるときには向かない小説を選んでしまったな。2作目が出るとしたらどんなかんじなんだろうと興味はわく。