Book(24-25)
◆ビーストシェイク (カッパノベルス)(戸梶圭太/光文社)
前に読んだ「クールトラッシュ」の続編にあたるもの。相変わらず裏の世界で生きる鉤崎は、売買が禁止されている稀少動物のセリ現場を襲う計画を持ちかけられる。
前作よりテンポが良くて面白かったな。わかりやすいというか。何よりレアアニマルオタクたちの生活といったら…爬虫類大嫌いなわたしは読みながら鳥肌が立ってしまった。そして意外なラスト…次作はあるのか!?
◆瑠璃の契り―旗師・冬狐堂(北森鴻/文藝春秋)
<冬狐堂>シリーズ最新作。ていうかまだ1作目しか読んでないのにいきなり最新刊読んでしまった。ま、短編集だから別に問題はないけど。
しかし面白いなーこのシリーズ。今回も様々な骨董に関するトラブルが<冬狐堂>こと旗師・陶子に降りかかるのだが、プライドをかけてその謎にせまる姿が格好良い。文庫でも出てるみたいだし、他の作品もがんがん読んでいきたい。