名作を読みはじめる

正直に告白しますと意外にね、読んでないんですよ。名作ってやつを。今でこそ月30冊読破も当たり前ですが、学生時代はほとんど読んでなかった。それでも国内の超有名作家は大学時代にめぼしいところは読んだのだけど、翻訳作品は苦手で高校時代にサガンとオールコットを読んだくらい。いや他にも読んだだろうけど、あまり覚えてないのだ。でも今は翻訳小説に苦手意識もなくなったし、鬼門だった純文学も難解すぎなければ読めるようになった(と思う)。だから今さらではあるけれど、何十年の時が過ぎても書店の棚に残り続ける海外の名作を読んでみようかと。そう思ったわけです。
手始めに新潮文庫のア行から攻めてみようかと思う。なんておおざっぱな分類だ。しかもアから始めるわけではなく、あくまでア行。読む順番は気の向くまま。ア行のめぼしいのを読んだらカ行に移ると。そこまで続くかわからないけど、新潮社が終わったら他の出版社のア行から攻める。そういう方針で行きたいと思う。ま、新刊を読む合間にでも気長に続けられたらいいな。