今さらかよ…2005BEST
やろうと思いつつ全然出来なくて、しかも10冊とか5冊とかきりのよい冊数に抑えることも出来なくてですね…。がんばって18冊。
「風味絶佳」(山田詠美)
「檸檬のころ」(豊島ミホ)
「告白」(町田康)
「古道具 中野商店」(川上弘美)
「ニート」(絲山秋子)
「平成マシンガンズ」(三並夏)
「魔王」(伊坂幸太郎)
「ポーの話」(いしいしんじ)
「沼地のある森を抜けて」(梨木香歩)
「少女には向かない職業」(桜庭一樹)
「獣たちの庭園」(ジェフリー・ディーヴァー)
「愚か者の祈り」(ヒラリー・ウォー)*
「ヒューマン-人類-」に始まる<ネアンデルタール・パララックス>三部作(ロバート・J・ソウヤー)
「ブルースカイ」(桜庭一樹)
「シャングリ・ラ」(池永永一)
「銀河ヒッチハイク・ガイド」(アダムス・ダグラス)*
「11の物語」(パトリシア・ハイスミス)*
「ネクロポリス」(恩田陸)
絞って絞ってこの18冊。どれも素晴らしい。ちなみに*印は再録です。
で、誰にも頼まれてないけど、泣く泣くBEST10も決めておきましょう。順不同で。
「風味絶佳」(山田詠美)<その文章のセンスはどこからくるのde賞>
「告白」(町田康)<笑えるのに切ないde賞>
「ヒューマン-人類-」に始まる<ネアンデルタール・パララックス>三部作(ロバート・J・ソウヤー)<なぜそんなことを考えつくんde賞>
「11の物語」(パトリシア・ハイスミス)<15フィートのカタツムリを忘れないde賞>
「魔王」(伊坂幸太郎)<新境地de賞>
「ブルースカイ」(桜庭一樹)<少女の世界は限りなく広いde賞>
「平成マシンガンズ」(三並夏)<実は15歳じゃないde賞>
「ニート」(絲山秋子)<みんなへたれde賞>
「獣たちの庭園」(ジェフリー・ディーヴァー)<やっぱディーヴァーde賞>
「檸檬のころ」(豊島ミホ)<That's 青春de賞>
勝手に賞あげてみました。
絶対に外せないのが「風味絶佳」と「告白」で。あとは本当に順不同。最初に選んだ18冊から漏れた8冊ともほとんど差はないし。伊坂幸太郎で「魔王」、桜庭一樹で「ブルースカイ」っていうのは、やっぱこれまでの作品を超えたインパクトかな。デビュー作の「平成マシンガンズ」もやっぱインパクトだけど。「檸檬のころ」は応援票に近いですが、青春小説としては今年一番ってことで。
ま、こんなかんじで去年を総括。
ちなみに去年は4月から有料に切り替えて、ここにたどり着いた検索語とかもわかるんだけど、それのベスト5は以下のとおり。
全体的に伊坂幸太郎ぶっちぎり。まぁ「魔王」発売直後は、<伊坂幸太郎>と検索したら一発で自分のブログがトップページに来てた時期があったので。こういう足跡もけっこう楽しみにしております。