北緯14度 (100周年書き下ろし)(絲山秋子)

北緯14度 (100周年書き下ろし)

北緯14度 (100周年書き下ろし)

著者にとって思い入れのあるセネガルへの旅行記……と一言でまとめられれば良いですが。うん、作家の文章は対象が小説じゃなくても勝手に作品になったりします。
どうしようもなく外国人でしかないアキコさんと、現地の友人たちと親交を深めて行くアキコさんの、その狭間でめんどくせえと思うアキコさんがちょっと格好良いです。
日常英語でさえ危うくフランス語なんて何故かアボーしかしらないのに、セネガル行きたくなった。
なにより、セネ飯食べたい。