舞妓 Haaaan!!!


あまり期待はしすぎないよう、1日(1000円)の日に。
うん、面白かったです。笑いっぱなしかとおもいきや、ちょっと切ないところもあって。楽しい2時間を過ごさせていただきました。
阿部サダヲのハイテンション演技はまぁそこそこ見慣れてるけど、「主役」という立場であってもナチュラルに感じられた。堤真一も上手いし。一番目立っていい演技してたのは、小出早織かなぁ。「時効警察」のときのトボケた雰囲気のイメージから一転、叶わぬ恋に心を痛める舞妓さん役を好演。舞妓さんメイクも立ち居振る舞いもすごく似合ってたし。柴崎コウは基本バカそーな女だけど、ラストはバシっと決めるおいしい役(舞妓さんメイクはイマイチか!?)。ほかも芸達者で個性的なバイプレーヤーばかりで、とにかく見てるだけで楽しい。そこにいるだけでなぜか笑っちゃう生瀬勝久とか、あいかわらずクセの強い役がお似合いな北村一輝お茶屋のおかみさんを粋に演じていた真矢みきは、さすがもと宝塚劇団トップスター、見事なダンスと歌にシビレてしまいました。
ストーリーもハチャメチャなところはテンポ良く、それぞれの恋模様を描くあたりなんかはしっとりと描かれていて、バランスが良かったなぁと思う。
というわけで、期待通りに楽しめる映画でした。