野性時代 041 (KADOKAWA文芸MOOK 42)
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/03
- メディア: ムック
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とりあえず森見登美彦特集ということで、買ってみました。
特集では、森見氏×憧れの「黒髪の乙女」本上まなみの対談が微笑ましい。書き下ろしは『夜は短し〜』の外伝である「迷走恋の裏路地」が短いながらも楽しめる。偶然の出会いを演出する舞台裏……現実では完全にストーカーです。もうひとつの書き下ろし短編「ペンギン・ハイウェイ」はこまっしゃくれた小学生の男の子が主人公。とりあえず舞台が京都でないというだけでちょっと新鮮だけど、ステキな物語でした。これは続くのかな?
あとは有川浩と米澤穂信の読み切り短編を読みました。
有川浩のはまたしてもの自衛隊モノ「ラブコメ今昔」。取材という名目で妻とのいきさつを聞かれてあたふたする上官……これまた素敵なんだよな。やっぱこの人好きだわー。読後感かなりハッピーです。
米澤穂信のは<古典部>シリーズでした。相変わらずなかんじですが、久々にこのメンバーに出会えて楽しめました。このシリーズの新刊はまだでないのかな〜。