TVドラマ『のだめカンタービレ』第一回

もうコケるかヒットするか二極だと思ってたんですよね……。いろんな意味で意外でした。
個人的には面白かったんですけどね。原作の細かいところも取り入れつつ、三ヶ月で国内篇を消化するために構成が相当工夫されてるし。


まずはこれ月9じゃないだろっ!!ってことです。
他局の木10とか土9あたりのテイストをそのまま持ってきちゃった!みたいな。
いや、そこらへんは好みなんでうれしいんだけど、フジがついにプライドを捨てた瞬間を観てしまった気が……。


ま、なにはともあれ、原作ファンには結構納得のいくつくりのドラマだった気がします。
違和感ない程度に構成をいじりながらも、それぞれのエピソードはほぼ原作ママだし。
演出も非常に漫画チックにしてあるし。
個人的には「プリごろ太」のコミックスと、あののだめバック(鍵盤)だけでもツボでしたが、
要所要所で主人公たちが原作と同じポーズをとってくれているあたり、かなり満足でした☆


ノリも無理矢理、原作に沿っていたかんじです。
コミカルなシーンをどうするのかと思っていたけど、そこはストレートに。
そしてクラッシック系の効果音がかなり効いてます。いいかんじで笑えました。
そして上野樹里もいいですね〜。
映像化不可能なキャラであるのに上手いこと演じてるし、
とくにピアノ弾いてるシーンでは、千秋いわく「キレる」あたりも説得力ある演技でした。
そして千秋演じる玉木宏は……、唯一の違和感は皮膚だな。
千秋はそんなに脂ぎってないし! むしろ乾いてるくらいだし!
でもそれ以外はわりと良かったです。まだ一回目だし。今後もっと、あのキレキャラに馴染んでくれたら最高かと。


そんなわけで、めずらしいけど今クールは頑張ってこの「のだめ」観たいと思います。
ちなみにこの初回で、2巻目の3分の2くらいはいきました。ちょっと前後してるんで、だいたいドラマ1回で1巻分くらいすすむつもりなのかな?
そしたらちょうど国内篇の11or12回ですもんね。
来週も楽しみです!