パーマネント野ばら(西原理恵子)
どんな恋でもないよりましやんーーー。
村にひとつのパーマ屋さんは、女のザンゲ室。
そこでは女たちが恋にまつわる小さな嘘を日々告白している。
男に裏切られても、泣いて笑ってたくましく。
おとなの女の恋心を描く、感動の物語!
どんなに苦しくても、忘れたフリしたり、急に爆発したり、素直に泣いたり、女同士で笑い飛ばしたり、逃避したりして、自分の心をプロテクトする技にかけては、もともと女が優れているのではないかと思う。まあたいした苦しみを味わったことのないわたしのいうことではないかもしれんが。
忘れるのも女の才能のひとつやで
そうそう。
おんなってどうにかなるみたい。
たぶんそう。
元気をもらえる一冊です。