人志松本のすべらない話 [DVD]

人志松本のすべらない話 [DVD]

amazonへ→人志松本のすべらない話

発売日に購入して速攻観たにも関わらず、ブログに書いてなかった。ということを今日再びこのDVDを観て笑って、しばらくして思い出しました。
深夜に不定期に放送されているこの番組、偶然に見てゲラゲラ笑ってラッキーな気分だっただけに、DVD化は非常に嬉しい。

これは松本人志、千原ジュニア（千原兄弟）、ほっしゃん。、河本（次長課長）、宮川大輔、佐田正樹（バッドボーイズ）、黒田有（メッセンジャー）というメンバーで、サイコロで指名された芸人が「すべらない」話（実話限定）を披露する、という趣旨の番組である。
人選がいいのだろうけど、間違いなく笑わせてくれる。千原弟は他番組でもかいま見れるようにとにかく引き出しが多い。ほっしゃんは歩いていればネタにぶつかる鶴瓶のようで予想不可能な展開が魅力。河本はネタそのものも面白いのだが、その語り口が笑いを誘う。宮川も河本と同じタイプだが、その話芸はメンバー随一かも。佐田はネタのインパクトに頼ってる感あり。黒田は独自の貧乏ネタをベースとしつつもその渋い声による語りはなかなかのもの。そしてメインの松本人志は、危なげない感じ。でもこの人が一番キツいだろう。これだけ冠番組を持ちつつフリートークもほぼ毎週やっているからには、TVで披露していない実話系ネタは他の若手芸人に比べれば格段に少ないだろうし。でもやっぱ危なげないんだよね。

芸人が話で笑いを取るという、シンプルながらも難易度の高いこの番組はいい。視聴者としては、確実に「笑わされてる」感がある。そして「笑わせる」芸人に対してリスペクトが湧く。まさに職人芸だ。ただ見る側のテンションにもよるでしょう。どんだけ面白くてもストイックな番組より、ゆるい番組見るほうが楽な時もあるしね。ただ笑わせてもらいたい！ってときには最適なDVDかも。