ほとんど無害 (河出文庫)(ダグラス・アダムス)★★★★
ついに最終巻! ……終わっちゃうと寂しいもんですねぇ。
しかし最後は明るく終わってくれるのかと思いきや、今作が一番シリアスで、ちょっと寂しいラストだったかも。ストーリーとしてはハチャメチャ感がなりを潜めて、むしろキレイに収まってる気がする。のだけども、できたら4作目くらいにこれをもってきて、ラストは1巻目に負けないくらいの楽しい作品にしてほしかったというのが本音。ファンとしてはやっぱラストはアーサー、フォード、ゼイフォード、トリリアン、マーヴィンの全員集合で終わらせてほしかったなぁ。
ま、でもお馬鹿たっぷり、皮肉たっぷりのこの傑作シリーズには存分楽しませてもらいました。
さようなら、いままで笑いをありがとう。