……05/2006

35冊。うち18冊が翻訳小説というのは過去最高の比率ですね。カズオ・イシグロとか、アゴタ・クリストフあたりを読みあさったせいかもしれませんが。

徹底抗戦!文士の森(笙野頼子)★★★★
パニックの手(ジョナサン・キャロル)★★★★☆
さくら草(永井するみ)★★★★
TOUR1989(中島京子)★★★★★
つきまとわれて(今邑彩)★★★★
主婦と恋愛(藤野千夜)★★★★
グルメ探偵、特別料理を盗む(ピーター・キング)★★★★☆
灰色の魂(フィリップ・クローデル)★★★★★
牛乳アンタッチャブル戸梶圭太)★★★★
虎よ、虎よ!(アルフレッド・ベスター)★★★★★
神様のパズル(機本伸司)★★★★
第三の嘘(アゴタ・クリストフ)★★★★★
冬の犬(アリステア・マクラウド)★★★★★
ふたりの証拠(アゴタ・クリストフ)★★★★★
いつもの朝に(今邑彩)★★★★
アンネ・フランクの記憶(小川洋子)★★★★
頼むから静かにしてくれ〈1〉(レイモンド・カーヴァー)★★★★☆
遠い山なみの光カズオ・イシグロ)★★★★★
日の名残りカズオ・イシグロ)★★★★★
クドリャフカの順番―「十文字」事件(米澤穂信)★★★★★
フランケンシュタインの方程式―梶尾真治短篇傑作選 ドタバタ篇(梶尾真治)★★★★
あなたに不利な証拠として(ローリー・リン・ドラモンド)★★★★☆
悪童日記アゴタ・クリストフ)★★★★☆
灰色の輝ける贈り物(アリステア・マクラウド)★★★★★
GOSICKs(2) ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車―(桜庭一樹)★★★★
ブダペスト(シゴ・ブアルキ)★★★★★
陽気なギャングの日常と襲撃(伊坂幸太郎)★★★★★
わたしたちが孤児だったころカズオ・イシグロ)★★★★★
ゆりかごで眠れ(垣根涼介)★★★★
夜の公園(川上弘美)★★★★★
わたしを離さないで(カズオ・イシグロ)★★★★★
氷菓米澤穂信)★★★★
東京バンドワゴン小路幸也)★★★★☆
イラクサアリス・マンロー)★★★★★
幼年期の終りアーサー・C・クラーク)★★★★

星が全部4つ以上でして、なんか星付ける意味ないですね……。
でもそんだけいい作品ばっかり読んでたってことでもありますし。ホントに、はずれはなかったです。

まず新刊のベスト5は……
●わたしを離さないで(カズオ・イシグロ
イラクサアリス・マンロー
●夜の公園(川上弘美
●陽気なギャングの日常と襲撃(伊坂幸太郎
●TOUR1989(中島京子
わたしを離さないで イラクサ (新潮クレスト・ブックス) 夜の公園 陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル) ツアー1989


既刊は……いっぱいありすぎだな。
アリステア・マクラウドの短編集二冊もすごく良かったし、カズオ・イシグロは最高だし、アゴタ・クリストフの三部作にも度肝を抜かれたし、ジョナサン・キャロルという作家に出会えたのも幸せだったし……。ま、そんなかんじで。