悪童日記 (ハヤカワepi文庫)(アゴタ・クリストフ)★★★★☆

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

書店の新刊コーナーでこの人の新作『昨日』を手に取って面白そうだなと思ったので、昔の作品から読んでみる。有名な人のようですね。

双子の<ぼくら>は、<大きな町>の戦火から逃れ<小さな町>に住むおばあちゃんのもとへ身を寄せる。おばあちゃんは<魔女>と呼ばれてる人で、<ぼくら>をこきつかう。<ぼくら>は働き、勉強し、そして…誰よりも強くなる。戦争を通して人間の残虐性を知った<ぼくら>は、自分たちの信念によってのみ行動する。そして殺人さえいとわない、モンスターになる。

読んでまず思ったのは、浦沢直樹に絵を付けてもらいたい、ということかしら。きっと怖いぞ。
インパクトありました。早く続きが読みたい。