東京負け犬狂詩曲(ラプソディ)(山崎マキコ/JTBパブリッシング)★★

東京負け犬狂詩曲(ラプソディ)
カバーにインパクトがあったので釣られて購入。
見習い編集者の逸見香織は、ジュニア小説家として20代は活躍していたのだが、その道で食べていくことに限界を感じ、30歳を過ぎて知り合いの出版社で働かせてもらうことになる。金はない、男もいない、仕事もできない。そんなお先真っ暗な香織の職場に、もとは大手出版社にいたという新しい編集長がやってくることに。ファッション誌の編集長ということでレオン系のちょい悪オヤジを予想していたのだが……。
う〜ん、微妙。語り口は上手いんですらすら読めるんだけど、キャラも展開もベタでご都合主義だ。
息抜きで読むにはいいのかも。