現代SF1500冊 回天編 1996‐2005(大森望/太田出版)

現代SF1500冊 回天編 1996‐2005
ここ10年の間に出版された膨大な数のSF小説がかたまりとなって押し寄せてきます。
もっとSF小説読みたい、もっとSFに詳しくなりたいよ、という27歳女子としてはそれどうよという願望を持つわたしにしてみたら、坂道のぼるのも嫌なのに目の前にエベレストが見えてしまった、というかんじであります。
でも前作の「乱闘編」(1975-1995)に比べると知った名前がたくさん出てくるので、具体的に読みたい本がたくさん見つかってうれしい。それと「この30年のSFベスト50」というリストがあるので、これも制覇したいな(今のところ既読は8冊)。ま、その前に読みかけの「ディアスポラ」をなんとかしなくては。相変わらず文系読者に冷たいイーガン…なかなか進まないのだ。でも「万物理論」も途中から一気読みだったからね。そこまでの我慢とゆっくりページをめくってます。