第133回芥川賞・直木賞が決定

第133回芥川賞 中村文則「土の中の子供」
第133回直木賞 朱川湊人『花まんま』
直木賞の候補作はいきなり若者よりのラインナップだったのに、そのなかであえて「花まんま」が選ばれるという…候補作の傾向は一体なんだったのかという気にはなりますが。
メッタ斬りコンビのコメントもアップされております。『受賞作ナシを除けば、想像しうるかぎりもっとも地味な結果になったわけで、「二日後には、世間の人はみんな今回の両賞受賞作を忘れている」に1万ガバス。』(大森氏)というコメントに深く同意。地味だよね〜。そして恒例・トヨザキ社長のやさぐれっぷりが笑えます。ほんとうにどうして「ベルカ」じゃないんだろうね。図抜けてると思うんですけど。ま、受賞してもいまいち売れないだろうというあたりは「花まんま」と同じくらいだろうけど、だったらなおのこと「ベルカ」にとってほしかったなぁ。