梅雨休み。
梅雨の中休み?ココ一週間気持ちいいくらいに晴れてるけど。おかげで洗濯も布団干すのもばっちりだわ。
なんか異常にミステリーが読みたくなる。わたしにしては珍しいこと。古本屋で一気買い。
柴田よしき
『少女達がいた街』
『Miss You』
『フォー・ディア・ライフ』
女性ミステリ作家のなかではやっぱり桐野夏生と柴田よしきがおもしろいなあ。新宿二丁目を舞台にした『フォー・ディア〜』や70年代の渋谷を描いた『少女達〜』の2作は特に秀悦。脇役も生き生きとしている。
『ボーン・コレクター』(ジェフリー・ディーヴァー・文春文庫)
リンカーン・ライムシリーズ第一作。最新作の『石の猿』は読んだのだが、この一番有名な作品は読んでなかった。古い時代のNYを仮想舞台に見立て殺人を続ける犯人を追い詰める。とにかくスピーディーで迫力満点。四肢麻痺で自殺を考えるライムと美人刑事アメリアの心の交流も見所。
『推定無罪』(スコット・トゥロー・文春文庫)
「何を今さら」な作品だが、よく考えるとわたしがあまり海外ミステリを読んでないせいだ。法廷サスペンス。最後のどんでん返しが怖い。
『長いお別れ』(レイモンド・チャンドラー・ハヤカワ文庫)
「何を今さら」二本目。ラストがちょっとぐだぐだと長かった。
『堤防決壊』(ナンシー関・町山弘美/文芸春秋)
毒二倍の抱腹絶倒対談集。
そろそろ今月の仕事モードへ。