ああひどい…。書かず仕舞いもいいところだ。まあ別に読む人がいるわけでもないのだから自分の勝手といえばそうだけど、やっぱり本はたまるばかりで、変なプレッシャーがかかっちゃうじゃないかあ…。逆ギレ。
もうほんっとにいつ読んだかいつ買ったか不明のものばかりで収拾つかないが、とりあえず雰囲気で…。


アイロニー?』(Oka-Chang:扶桑社)
帯に山田詠美の推薦文があったので、手にとっておもしろそうだったので購入at青山ブックセンターin新宿。モデルから向島芸者になった著者のエッセイ集。なんか…ぬるくない。体当たりしてるような人生を生きてる女はおもしろいなあ。


『チルドレン』(伊坂幸太郎講談社
なんかこの人の作品って全部装丁と中身があってない気がするなあ。あわせるのは無理か…。これは短編集っぽい長編だけど、この人はこういうちと軽めの話が似合うなあ。おもしろいよ、やっぱ。どうして『重力ピエロ』のときは文体の嫌味さにひっかかったんだろう。読んですぐに古本屋に売っぱらっちまったせいでわからんけど。勢いに乗って『オーデュボンの祈り』も読んだし。隙のない作品作りする人だなあ。


『アヒルと鴨とコインロッカー』(伊坂幸太郎:東京創創社)
うう…。順序が逆になった。『チルドレン』よりこっちをさきに読んだんだった…。これもおもしろかったよ。
この装丁は古そうなアパートの前に開く前のススキをメインに取ってる写真が使われてて目を引く。合わないなんて言ったけど、『チルドレン』のほうは画用紙というかスケッチブックのような肌触りの表紙に、のほほんとした絵が描いてあってこれはこれでいいと思う。