そろそろと。

なんだか日に日にあったかくなっていくとうれしい。最近は巣作りに凝っている。ござや座布団を買ったり、塗りのティッシュボックスを近所で手に入れたり…、次のターゲットは風鈴だな。
昨日の夜は「木更津キャッツアイ日本シリーズ」をDVDで観る。超おもしれえ。返却する前に今日もう一回観ちゃったくらいおもしれえ。DVDボックス買っちゃおうかしら…。
予測どおりしっかり着物にはまっている。この数日で浴衣2枚に着物3枚、下駄2足も買ってしまった。まあ全部アンティークもんで安いからいいようなものの…このペースで行ったら恐ろしいことになる。やめなきゃ…と思いつつヤフオクをチェックする習慣がとめられない。依存?中毒?

最近は雨が多い。まあうちにいるからいいんだけども。

最近読んだ本。
小さき者へ』(重松清毎日新聞社
筆者お得意の家族をテーマにした短編集。表題作の「小さき者へ」が一番よかった。家族に心を閉ざし問題ばかり起こす息子へ渡せない手紙をひたすら書き綴る父親。ちょっとあざといんだけれどもね、やっぱりジーンときてしまうのですよ。古本屋で買ったもの。

『豆炭とパソコン』(糸井重里世界文化社
これも上と同じく古本屋で購入。80歳になるイトイ氏の実母がマックを体験する。大変だろうなあ。若くったって大変だもの。まあネットとメールだけならWINのほうがいい気もするけど、操作の単純性はやっぱりマックのほうがいいのかな。

『靴を探しに』(高田喜佐・筑摩書房
GW明けの打ち合わせ帰りに青山ブックセンターで買ったもの。シューズデザイナーである筆者のエッセイ集。すごく素敵。とくにこの人の若いときの写真なんていかにも70年代!!ってかんじでかわいすぎ。いつかこの人のブランド「KISSA」のショップにも行ってみたいな。

他は最近特に読んでないな。本屋に行ってないってことだ。そのぶん他のもの買ってるからなあ。自然に足が本屋を避けてるのかも…行けば何かしら買っちゃうからねえ。
しょうがないので久しぶりに幸田文を読み返し、ついでに田辺聖子も。田辺聖子も何度読み返したことか。でも何度読んでもいいなあ。とくに「孤独な夜のココア」なんてどの短編も切なくて素敵。