朝のビール

ううう、おつかれー。
この4日間のうち3日は会社で徹夜だったわ。ゴールデンウィーク進行はキツイ。でもとりあえず、終了。今日の午後に校正に行って本当の終了だけど、今日の夜からは好きなだけ寝られる…。その解放感で、帰りにビール買ってきてしまった。朝に、やっと飲めるビールっていうのは、いいなあ。うまい。


一人あたり50ページ以上をこなすようになって、もう3ヶ月か、4ヶ月かも。しんどいよなあ、しんどいんだけど、確かに毎月仕事をこなすペースが上がってきてるのは、うれしい。レベル的にはまだまだだけども。
でも「自分はまだまだだ」と思ってるときが一番、仕事が楽しい時期なのかもしれない。自分の成長が感じられなくなったら、そこからが辛くなったりするんだろうな、たぶん。
なーんて思うのも、入稿明けの異常な解放感のせい。なぜ入稿が終わるとこんなにも気楽になってしまうのか。「のどもと過ぎれば暑さを忘れる」を毎月、繰り返しているんだね、これが。進歩なし。だから、毎月安請け合いしてどんどんページ数が増えていくのね…。入稿前一週間の苦しみはいずこへ…。


今日は昼過ぎから仕事してそこから新宿のS社で校正作業して終わり。終わるのは夕方過ぎだと思うけど、その後は青山ブックセンターに直行!! 買いたい本がたまってるぞ。思う存分買ってやるわ!




と意気込んだものの、仕事が終わったのが10時過ぎ…。あとちょっとで青山ブックセンターも閉まっちゃうじゃないの! というあせりで財布の中身を調べずに本屋に直行。う〜、そんなに買いたい本が少ない…。いや、買おうと思えばいくらでもほしいんだけども…、財布の中に5千円しかないんじゃねえ?とはいっても5千円ぎりぎりまで買ってしまうんだけど、まあ、そんなにも欲しい本は少なかったかな。とりあえず目をつけてあったものは買えたし。
でもやっぱ青山ブックセンターみたいにテーマを決めて棚をつくってある本屋は楽しいな。全然知らなかった本とか買ってしまえる幸せがあるし。今日、そんな本屋でのめぐり会いを果たしたのが宮沢章夫のエッセイ。おもしろいじゃないの。


忘れないうちに、昨日読んだ本を。
『失はれる物語』(乙一角川書店
この短編集は一度出版されたものの再録だとどっかで読んだ気がするので買うのをためらってたんだけど、ブックオフで半額ならいいか、と買ってしまったもの。
なんといっても装丁がすばらしい! 楽譜を裏面に印刷したものを透けさせて、表面にはノリのようなもので水滴のようなものを作ってて、そことタイトルがかぶる部分はわざとにじんだような文字にしてあるの。わかんない? でもね、いいよ。一回すでに出した作品だからってことで、お金をかけてくれてるかんじが非常によい。プラスアルファは大事よね。