ソロモンの犬(道尾秀介)

ソロモンの犬

ソロモンの犬

秋内たちクラスメイト4人は、大学で教わっている椎崎鏡子助教授のひとり息子・陽介君がトラックに撥ねられる瞬間に偶然、居あわせます。幼い友人は、なぜ死んだのか? 哀しみの中、議論を重ねる彼らに衝撃の結末が……。
誰もが誰かに恋していた、せつなく甘くほろ苦い学生時代。読んでいるうちにふと「青春」してみたくなる作品。(II)

道尾秀介の新作、しかも大学生の男の子が主人公なんて、なんか面白そうじゃないですか。
うん、期待に違わぬ面白さで、ほぼ一気読み。ライトに楽しめる一作です。