最近読んだ漫画など。
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21世紀少年 上―本格科学冒険漫画 “ともだち”の死 (ビッグコミックス)
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終戦十年後の広島の街を舞台にした『夕凪の街』からーーー
ぜんたい この街の人は 不自然だ
誰もあの事を言わない
いまだにわけがわからないのだ
わかっているのは「死ねばいい」と
誰かに思われたということ
思われたのに生き延びているということ
原爆というとてつもない破壊力と、無力な人間。どうしてこれに真正面から向き合う作家はいないのだろう。いたのかもしれないけど、ほぼスルーされてるから残ってないわけだし。敗戦国だから?
「ぜんたい この国の人は 不自然だ」。
登場人物は少ないにも関わらず、これほど「原爆」という存在の大きさを示してくれる作品はないように思う。学校の先生とかにお願いしたい。平和のための授業時間があるなら、この作品を生徒に読ませてほしい。「原爆」と「生活」がこんなにも結びついた作品は、他にないように思うから。