「2007年本屋大賞」が決定!

ノミネート作品発表のときに

個人的な希望としては『一瞬の風になれ』『図書館戦争』『夜は短し歩けよ乙女』の三作が競ったのちに、『夜は短し歩けよ乙女』が選ばれてほしいかな。でもこの三作のうちいずれかが選ばれれば満足。今後の本屋大賞にも期待がもてる。

だけど去年の受賞作(『東京タワー〜』)の傾向からすると、話題性も重要。となると『失われた町』が本命でしょうか。『となり町戦争』も映画化されるし。せめて『一瞬の風になれ』が選ばれる良心を期待したいところではあるけど。でも『図書館戦争』の意外な支持力も無視できないところではあるし。ただわたしの通う本屋さん数件に関しては、『一瞬の風になれ』『図書館戦争』『夜は短し歩けよ乙女』を推してくれてる気がします。

というわけで、
(本命)『失われた町』
(対抗)『図書館戦争
個人的には
(本命)『夜は短し歩けよ乙女
(対抗)『一瞬の風になれ』

などと書いてたので、個人的な予想が近いけど惜しい……。
予定調和感は薄れないけど、そんなものでしょうね。
点数だけ見ると、一位の『一瞬の風になれ』と二位の『夜は短し歩けよ乙女』が三位以下を大きく引き離してのデッドヒート(?)。それだけに惜しかったな〜。『一瞬の風になれ』はどこの本屋でも大々的に展開してるだけに、ここで『夜は短し〜』が受賞となれば、本屋大賞の株が上がったのだけど(自分のなかで)。
直木賞受賞直後ということもあって『風が強く吹いている』は候補から外していたけど、むしろこの作品で受賞して欲しいと思ってたから、三位入賞は納得。
とにかくノミネートのうち三冊選べといわれればわたしもこの三冊を選ぶ気がするので、個人的には満足です。張り合いがないくらいですよ(何が?)。