madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2006年 12/20号 [雑誌]
madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2006年 12/20号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2006/12/05
- メディア: 雑誌
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それにしてもさすがフィガロ。本の選択も紹介の仕方もオッシャレ〜である。本を鳥かごに入れて撮影したりしてるし。心に残る本を挙げてもらった人たちは映画監督とかミュージシャンだし。クリエイティブなかんじ? 作家へのインタビューはパウロ・コエーリョとマイケル・カニンガムと、その狙いは当っているのか実はハズしているのかよくわからないピックアップ。
ちなみにここでの今年ベスト10は『わたしを離さないで』『ティンブクトゥ』『ぼくはいつも星空を眺めていた 裏庭の天体観測所』『ジャック・プレヴェール 鳥への挨拶』『雪』『夜市』『悪魔と博覧会』『パブリッシャー―出版に恋をした男』『わが悲しき娼婦たちの思い出 (Obra de Garc〓a M〓rquez (2004))』『完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 上』でした。
「超人気!70年代生まれ作家の素顔が知りたい!」というコーナーでは伊坂幸太郎、瀬尾まいこ、恒川光太郎、山崎ナオコーラ、本谷有希子の質疑応答。
それに続いて「大推薦の本だけ集合!フィガロ図書館へようこそ」というコーナーで26ジャンルからそれぞれ3〜5冊紹介されてるけど、むしろ26人の選者がしばりなく選んだ数冊の本が延々と紹介されているだけなので、ブックガイド的な役割をまったく果たしてないのが逆に潔い……か?
でも最大のツッコミどころはやはり、メインタイトルの「知性のお散歩、私が目覚める本197」だったりする。