のだめカンタービレ Lesson9〜コンクールvs留学!決断は別れの予感!?〜

ゆ、ゆーとくん……う…宇宙人ですか? シリアスなシーンのはずなのに……実写版のインパクト強すぎw。違う意味で怖い。

ま、それはさておき。
今回は、千秋の北海道行きからスタート。尋常じゃなくパニくってる千秋を、事情も知らないのにちゃんと世話してあげてる峰のかいがいしさ……。親友というよりも、もはや妻レベルです。ここまで世話になったのだから、カニの一杯くらい土産に持たせて欲しかった……(涙)。この二人のナイスコンビっぷりは原作以上ですね。で、カニやらウニやら「白い愛人」まで買い込んで……。
この二人の軸である「音楽でつながってる」というのを一番感じる回だったなー。千秋の音楽を知っているからこそさっさと留学しろとゲキを飛ばして、自分自身も同じ音楽の世界で少しでも追いつこうと頑張る。そもそも才能はあるのにピアニストとしての欲がなかったのだめを、ここまで変えたのは千秋とその音楽への思いだし。ひとりで練習しながらも、千秋のアドバイスが聞こえてくる……「聞こえてこないか…?」
さてコンクールの一次試験はシューベルトでなんなくクリア。しかし二次試験では演奏直前に、のだめの過去のトラウマを強烈に思い出させる人物と出会ってしまう。そう、宇宙人のゆーとくん。そのショックで、練習では久々に弾いたにもかかわらずハリセンにブラボーと言わしめたショパンを適当に……!?。二曲目のドビュッシー夢の島」は!?……次週です。
何度も言ってるけど、構成が上手いですよ。今回もまたコンクールの二次と三次を上手くミックスしてある。原作にかなり忠実であるにも関わらず、ドラマ的に上手く見せるようにものすごく配慮してあるのがわかる。今回の、千秋がR・Sオケのことを考えて留学を即断できないとか、そんな千秋を罵倒するのだめとかも、原作にはないエピソードだけどドラマ的には良かったと思う。ちょうど北海道シーンあたりから原作では、千秋とのだめはほとんど会うことがなくなったけど、ドラマではそれじゃ面白くないだろうしね。脇役も濃くて楽しいけど、やっぱ主人公の二人のハマりっぷりがすごいから、二人のシーンは見たいんだよね。
最後のあの河原シーンが楽しみ。はー、でももうすぐ終わっちゃうのかー。