新世紀エンタメ白書 2007 (毎日ムック)

新世紀エンタメ白書 2007 (毎日ムック)

マンガ・ラノベ・アニメ・ゲームの今年の潮流を総括したものです。
いくらマンガ好きとはいえ、手に取るにはちょっと濃すぎる気がしたのですが、よしながふみ×桜庭一樹の対談が読みたくて買ってしまいました。その対談はちょっと短かったけど、なかなか楽しめました。桜庭一樹も男女の関係より女同士の密接な関係を描いている作家なんで、そこらへんのつながりについての話とか面白かったです。あと、『大奥』は８巻から10巻くらいで終わらせる予定らしいです！……そうか。妥当なかんじですかね？　すでに１巻で伝説になりかけてますから、ラストも注目されるでしょうね。
あと、今年注目の作品をジャンル別にレビューしてあって、そういうのはとても好きなのでマンガ、ラノベあたりはじっくり読ませていただきました。マンガ部門では、とにもかくにも『リストランテ・パラディーゾ』が取り上げてあったので大満足。単作としては個人的に今年ナンバーワンなんで。あとピ、ックアップとしてたっぷりページを割かれていたのが『働きマン』と『大奥』という大好きな作品だったので、読んでて楽しかった。ついでだけど、注目作品として『君に届け』が紹介されていたのも嬉しい。
ブック部門ではラノベが主流なんだけど、有川浩、恩田陸、伊坂幸太郎などもピックアップされてました。エンタメ系としていいチョイスですね。個人的には『出版業界最低辺日記』を強烈に読みたくなりました。
あと、アニメ、ゲームは管轄外なんでほとんど読んでませんが、『時をかける少女』は観たいなぁ。近所でやってないんで、DVD待ちしかないのか……。

大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302))

働きマン(3) (モーニング KC)

リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS)

君に届け 2 (マーガレットコミックス)