シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)(コナン・ドイル)

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

こないだ読んだ「コバルト」で、桜庭一樹がホームズへの恋心を熱く語っていたのを読んで、そいえば子供向けのしか読んでないなぁ…と気になったので、改めて読んでみることに。
う〜む。ホームズって変な人だったんだなぁ。小学校の図書館にあったやつを読んだ限りでは理論整然としているイメージが強かったので、どっちかっていうと真面目キャラだと思ってた。ワトソンくんがちょっとでも気難しかったら、キレてると思うよ。
本書はシリーズの第一短編集。「ボヘミアの醜聞」「赤髪組合」「花婿失踪事件」「ボスコム谷の惨劇」「オレンジの種五つ」「唇の捩れた男」「青いガーネット」「まだらの紐」「花嫁失踪事件」「ぶな屋敷」の10編が納められている。
記憶力の悪さには自信のあるわたしもさすがに「まだらの紐」のトリックは覚えていたなぁ。インパクトあるもの。トリックの大胆さがやっぱこのシリーズの魅力の一つなんだろうか。
次は長編を読みたいな。