ロード・オブ・ザ・リング ― コレクターズ・エディション [DVD]

今さらですが。知人にまとめて3巻分のDVDを借りたのでぼちぼち観ていこうかなと。
いやー面白かった。わたしは原作は読んでないのだけど、本来込み入っているだろう設定もとくに違和感なく、すっと集中できた。
しかしまぁ、金かかってんな〜。CGが美しい! 映画館で観たかった。
役者陣も良かった。もともと原作からキャラがたってるのだろうけど、役者陣も上手くハマっていたように思う。ボロミア演じるショーン・ビーン浅野忠信に似ているとか、サムがもっと男前だったら腐女子層のハートをがっちりつかんだのではないかとか、リヴ・タイラーを観るのは久しぶりだとか、どうでもいいことばかり思いながら観てましたが。特筆すべきはオーランド・ブルームか。「幽遊白書」でいえば蔵馬的な位置のおいしいキャラを嫌みなく演じていて好感度高し。というかですね、ヴィゴ・モーテンセンショーン・ビーンというワイルド系プラス、正統派美男子のオーランドという贅沢な画面はそれだけで満足だったりします。
もちろんそれだけじゃなくて(当たり前だ)、迫力ある映像に加え、3時間弱という長時間であっても冗長さを一切感じさせないテンポ良い展開、リアリティー溢れるアクションシーンなど、期待以上の出来だった。個人的にはこういうハリウッド超大作ってあまり好きじゃないのだけど、これは素直に楽しめた。続きを観るのが楽しみ!