涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)(谷川流)★★★★

涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒ? それ誰?」って、国木田よ、そう思いたくなる気持ちは解らんでもないが、そんなに真顔で言うことはないだろう。だが他のやつらもハルヒなんか最初からいなかったような口ぶりだ。混乱する俺に追い打ちをかけるようにニコニコ笑顔で教室に現れた女は、俺を殺そうとし、消失したはずの委員長・朝倉涼子だった!どうやら俺はちっとも笑えない状況におかれてしまったらしいな。大人気シリーズ第4巻、驚愕のスタート。

これまで読んだ中では一番面白かった! ハルヒのいない世界にとまどうキョンが新鮮。ラストも良かったです。これを読んでさらに先を読みたくなったけど、行きつけの本屋にはこの続きの「暴走」「動揺」がないんだよねぇ。近刊の「陰謀」「憤慨」はあるんだけど。というわけで一時休止か。