涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)(谷川流)★★★☆

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

さっそく二冊目です。

宇宙人未来人超能力者と一緒に遊ぶのが目的という、正体不明な謎の団体SOS団を率いる涼宮ハルヒの目下の関心事は文化祭が楽しくないことらしい。行事を楽しくしたい心意気は大いに結構だが、なにも俺たちが映画を撮らなくてもいいんじゃないか? ハルヒが何かを言い出すたびに、周りの宇宙人未来人超能力者が苦労するんだけどな―スニーカー大賞“大賞”を受賞したビミョーに非日常系学園ストーリー、圧倒的人気で第2弾登場。

もうそういうもんだと理解はしてるんですよ? でもやっぱ改めて見ると2次元巨乳キャラのおっぱいは変な絵だよなぁ。見れば見るほどだんだん違うものに見えてくるわ。でもそんな朝比奈みくるちゃんは、女のわたしから見ても可愛いキャラであります。
今回は文化祭。まぁ映画でも撮りますわね。全体的なストーリーは前作ほどインパクトないのだけど、細かいジャブが効いてぐいぐい読んじゃう。前作に増してみくるちゃんはハルヒのおもちゃだし、長門有希までも変なコスプレしちゃうし、猫はしゃべるし、そんな可愛いエピソードたっぷりな中で一人、キョンのエンドレスな突っ込みが冴え渡ります。
次も楽しみだ。