Day

打ち合わせのため久しぶりに新宿へ。待ち合わせまで時間があったので青山ブックセンターあとに入ったブックファーストへ初めて行ってみる。びっくりした。こんなにも変わるなんて!いや、一見全然変わってないように見えるのだ。棚のレイアウトはそのままだし、ジャンルごとの位置もほとんど変わってない。なのになのにびっくりするほどに違うのだ。「とりあえず本を山ほど詰め込んでみましたー」ってかんじ?そして汚い。あっちこっちに本積み上げっぱなしだし、平台の本の高さもガタガタだし…本が野菜に見えた。別に青山ブックセンターのこだわり方がいいとかそういうことじゃなくて、棚に気を配ってない感じがバレバレで、それがイヤだったのだ。愛がないよ愛が。そして見事なほどに客が飛んでた。一足踏み込んで一番最初にビックリしたことだ。ここって実はこんなに広かったんだ、とはじめて気付いた。いくら平日の昼間とはいえ最大のターミナル駅の駅ビルにある本屋としてはかなり客が少い方だろう。大丈夫かブックファースト…。まあでもめずらしい経験だった。まったく同じ立地条件、同じレイアウトだからこそ本屋としても違いがはっきりと現れてて。
ガラスの仮面 (第42巻) (花とゆめCOMICS)
夕方に浜松町に戻ってなんだかんだと遅くまで仕事。帰り道、コンビニでとんでもないモノを見付けた。『ガラスの仮面』最新刊!!ビックリさせられるなぁ今日は。作家の美内すずえさんは実は亡くなっている(失礼)とのデマが流れるほどに休載してたのに…。何故か高校の時クラスメイトの間で流行ったことをきっかけに、文庫版を集めるくらい好きだった。コレが掲載されている雑誌は見ないので知らなかったけど、再開してたのね。中を読んでさらに驚きまくり。さ、桜小路くんが、携帯持ってる〜!しかもカメラ付き!!…なんてこったい。この漫画は1976年から連載されていて、最初の頃なんて主人公のマヤは母娘でラーメン屋に住み込みで働いててテレビはおろか普通の電話もなかったようなかんじで、映画「伊豆の踊子」封切りとかのシーンもあって、しかもそれから(物語の中では)10年も経ってないのに!そりゃ桜小路くんはお金持ちだから現代だったら当然携帯の1台や2台持ってても変じゃないんだけどさ…。途中からあまり時代描写はなかった、というか30年のあいだに物語は10年も経ってないわけでずれがどんどん大きくなるから当然なんだけど、それが桜小路くんの携帯でバックグラウンドを一気に現代まで引っ張って来ちゃったね。「桜小路くんがカメラ付き携帯を持っている」と「桜小路くんは実はキャバクラ好き」(そんな事実はありません)のどっちがショックかと聞かれればやはり「桜小路くんはカメラ付き携帯を持っている」だと思う。あ〜びっくりした。