2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧
こないだ読んだアンソロジーに入ってたこの人の短編がなかなか面白かったので、長編にも手を伸ばしてみる。行きつけの本屋では狙っていた『All You Need Is Kill』が品切れだったため、こちらから。 Aボタンをクリック。ぼくはテツオになるーー現実への違和…
id:seiitiさんに勧められて、初めて梶尾真治の作品を読んだのがこの短編傑作編のロマンティック篇『美亜へ贈る真珠』だった。それはすごく面白くて、他の短編集も読みたくなったのだけど、いつも行く本屋はあまりSF関係が充実してないせいかこの短編傑作選は…
トカジ最新刊♪ 帯の表… ふつつかなメイドですが、一生懸命ご奉仕させていただきます! 何の取り柄もない俺の前に、突如現れた謎の巨乳美少女…… 戸梶圭太が全国の童貞くんに捧ぐ、純愛ファンタジー!→裏面に続く そして裏… んなわけねーだろ、この醜いブタが…
54個の文書ファイルが収められたフロッピィがある。冒頭の文書に記録されていたのは、出張中の夫の帰りを待つ間に奇妙な出来事に遭遇した主婦・向井洵子が書きこんだ日記だった。その日記こそが、アイデンティティーをきしませ崩壊する導火線となる! 謎が謎…
いいねぇ、イーガンの短編! 今思えばガチ文系のわたしが『万物理論』でイーガンデビューしたのが間違いだったのかもしれん。長編はね、途中で疲れちゃうんだよ。ガチガチの理系用語オンパレードで何言ってるかわからなくて、それがイーガンの作品世界を形作…
http://nikkeibp.jp/style/life/topic/honya3/060303_1st/index1.html 大森望氏は『さくら』を、トヨザキ社長は『東京タワー』を第一候補に。 ノミネート作品は以下の通り。 『県庁の星』桂望実(小学館) 『告白』町田康(中央公論新社) 『サウスバウンド…
DEATH NOTE (10) (ジャンプ・コミックス)作者: 小畑健,大場つぐみ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/02/03メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 46回この商品を含むブログ (377件) を見るラストに向けてもう一花咲かせてほしい。 多重人格探偵サ…
買っちゃいましたね(安いし! 最近のDVDはこんなに安いの?)。そして観てしまいましたね。原作は読んでるとはいえ映画館にまで行って観たくないけどでもちょっと観たいかも…という私のような人が多いのではないかしら。 全体の出来は… あんま良くないです…
原題はちょっと違うみたいなんだけど、この邦題いいですね。 スウェーデンの最果て、笑っちゃうほど田舎の村で、少年マッティと無口な友人・ニイラは、初めて聴くビートルズのレコードに心を撃ち抜かれる。「男らしさ」が重視される村の中で馬鹿にされても、…
この人の作品を読むのは初めて。以前は<岡嶋二人>というペンネームで共作を出してた人らしい。読んだことはないけど、この岡嶋二人の著者名で出された『99%の誘拐』ってたしか、昨年末に起きた乳児誘拐事件の現金引き渡しの元ネタになった作品じゃなかっ…
冴えないサラリーマンである古内繁は、入院中に差し入れてもらったミステリ雑誌の連載小説「おせっかい」の主役である女性刑事に恋してしまう。その想いが高じたのがきっかけか、繁は小説の世界に出入りすることができるようになってしまった。一方で、その…
エッセイだし何となく買いそびれてたらいつの間にか文庫落ちしてた。読んで後悔。こりゃ単行本で買っておくべきだったわ。エッセイではなく随筆と呼びたいね。しかもとびきり上等な。 「理解はできないが、受け入れる」それがウェスト夫人の生き方だった。「…