2005-09-16から1日間の記事一覧

県庁の星(桂望実/小学館)<11>

前作の『ボーイズ・ビー』をなんとなく手に取って読んだ記憶がある。そのときの感想↓ イタリアに憧れるへんこつで人嫌いな靴職人のじじい栄造、そして早すぎる母の死を受け入れられない小さな弟を心配する小学生の隼人。二人の人生がそっと交差するみじかい…

空色勾玉 (トクマ・ノベルズ EDGE)(荻原規子/徳間書店)<10>

『西の善き魔女』が面白かったので、こちらの三部作のノベルズ刊行を心待ちにしてた。今月から、来月、再来月、と次々に刊行されるようで嬉しい。 神々の存在がリアルだった古代日本ー<水の乙女>と呼ばれた少女が命をかけて世界を肯定する、壮大なファンタ…