2005-03-17から1日間の記事一覧

グランド・フィナーレ(阿部和重/講談社)

発売当初に買ったものの放置しておいた作品。というのもこれまで何度かこの人の作品を読もうとしたものの、最初の数ページで何となく挫折してたからなのだ。せっかくの静かな夜ですから…というわけで読み始めたのだが。 表題作(芥川賞受賞作)は読めた。面…

殴られ屋の女神(池永陽/徳間書店)

この人の作品は新刊が出るたびに買っているが、「好きか」と問われると「微妙」と答えざるを得ない。ちょっと重くて生々しく感じる部分があるから読後感がいいとは言えない。だけど人間の弱さと優しさがきちんと描かれていて、心に響く。本作もそんな池永陽…

霧雨のような静かな雨。夜になるに従って気温が上がっていくような不思議な天気だった。さてそろそろ次の仕事が詰まってきてます…。