ピース (中公文庫)(樋口有介)

ピース (中公文庫)

ピース (中公文庫)

秩父の田舎町で連続バラバラ殺人事件が発生、被害者の一人である美人ピアニストがアルバイトしていたバーには、どこか得体の知れない、秘密の関係を持った人間たちが出入りしていた…。登場人物たちの謎めいた過去に興味を惹きつけられ、最後の最後になって畳み掛けるように明らかになる真実に、そしてその意味の判明した小説のタイトルとカバーイラストに背すじがゾッとする。本屋で見かけて衝動買いした作品だったけど超おもしろかった!この人の他の作品も読んでみよう。