GOSICK(5) ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋― (富士見ミステリー文庫)(桜庭一樹/富士見ミステリー文庫)

GOSICK(5) ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋― (富士見ミステリー文庫)
シリーズ最新刊です。
いつものように一弥は長い階段を登る。頭脳明晰かつ毒舌家かつフランス人形のような容姿を持った少女・ヴィクトリカに会うために。ところがいるはずの場所にヴィクトリカがいない……。ある人物の目的のために連れ去られたヴィクトリカを救うため、一弥が立ち上がる。
前作が短編集だったので、なんか話の流れを忘れかけていた。ヴィクトリアの母親にまつわる秘密が、ここでも事件の核となる。しかもすごい微妙なところで終わってるんだよね〜。また次の卷が出る頃にはやっぱ忘れてしまいそうだよ。
今回はあまりヴィクは活躍しません。一弥ががんばってます。くそ真面目なガキのくせに、キザな台詞を吐いちゃったりしてます。まだまだ、物語全体の前半部分ってかんじですね。これからどうなるんでしょうか。