Book(5)

ブルータワー
ブルータワー石田衣良徳間書店
自分で買って読むつもりはなかったのだが好都合に弟が買ってきてたので借りて読む。
なんだろう…ちょっとずつ違和感が強くなってきてるのは。「あざとさ」のラインを越える分量がちょっとずつ大きくなってるかんじがするんだよね…。その分量はもしかしたら最初から変わってないのかもしれない。でも初期の作品全体に行き渡ってた緊張感や疾走感がちょっと薄れてきていることが、そういう部分を目立たせてるのかも、とも思う。今回は物語の粗さも著しい。まるでハリウッド映画のように派手で予定調和なストーリー。う〜ん、次回作は読むべきか否か??