2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)(ダン・シモンズ/ハヤカワ文庫)

この人の作品を読むのははじめて。セイイチさんの強力なオススメにより購入。 いや〜長かったなぁ。映画3本くらい連続して見たかのような、もしくは「24」を一気に十時間分くらいみたような疲労感。とはいえ面白かったんで、途中で他の小説に逃げることはな…

ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)(ダン・シモンズ/ハヤカワ文庫)

朝6時頃にやっと仕事終了…ひたすら寝る…。

むかしのはなし(三浦しをん/幻冬舎)

気になってたがやっと買った。 あと3ヶ月で地球に隕石がぶつかることが発表された。抽選に当たった一千万人だけロケットで宇宙へ避難できるのだが?。年齢も職種も違う6人の「むかしのはなし」を描いた連作短編集。売れっ子ホストの転落「ラブレス」、空き…

もっと切羽詰まるかと思ったが、意外にいいペースで仕事が終わりそう。

魔法 (ハヤカワ文庫FT)(クリストファー・プリースト/ハヤカワ文庫)

この人の本を読むのは初めて。昨年『奇術師』の評判が良くて名前だけは知ってたのだけど。 爆弾テロに巻き込まれて事故前の数ヶ月の記憶を失ったグレイ。体の傷は徐々に回復しつつも、失われた記憶の回復は遅々として進まない。そこへ一時期彼の恋人であった…

朝方まで仕事してたので、夕方までだらだらと。築地で寿司を食う。初カツオはそこそこだったが、鯵とウニが美味しかった。 なんでかわからないけど、はてなの有料オプションに申し込んでみました。どういうメリットがあるのかわかりませんが…。とりあえず時…

隣人 (双葉文庫)(永井するみ/双葉文庫)

優しい夫にお気に入りの白い猫ー満ち足りた結婚生活にピリオドを打つ「隣人」、愛人の離婚をすすめる計画が一転する「伴走者」、ガラス工芸のアーティストに恋をした中年教師の悲劇「風の墓」、結婚を決めたことを報告したことで明かされる叔父夫婦の秘密「…

仕事終わらんなぁ…。

十八の夏 (双葉文庫)(光原百合/双葉文庫)

この人の作品を単体で読むのは初めてかな。アンソロジーとかで読んだ記憶があるけど。 「花」をモチーフにした連作ミステリ…らしいけど共通して出てくるのは「花」だけですからね、短編集だね。ジョギング中に知り合った年上の女性と予備校生の関係を描いた…

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)(米原万里/角川書店)

evergreen77さんのオススメ作品。この作者の本を読むのははじめてかと思ってたけど、ちょっと前に『旅行者の朝食』を読んだことを思い出した。食に関するエッセイで、なかなか面白かったと記憶している。だったら忘れるな。 著者は小学生の頃、共産党員であ…

昨日は花見をした。桜は満開で気候もあたたかく、まさに花見日和。酔っぱらってたせいか帰りにころんでしまったが…。

イリーガル・エイリアン (ハヤカワ文庫SF)(ロバート・J・ソウヤー/ハヤカワ文庫)

この人の作品を読むのははじめて。 全世界が見守るなか、地球に宇宙船が降り立った。初めての訪問者―トソク族―とのファースト・コンタクトを無事に済ませた人類は、彼らを歓迎する。彼らの宇宙船の修理に必要な時間、彼らは地球に滞在することになった。しか…

食卓の情景 (新潮文庫)(池波正太郎/新潮文庫)

誰の作品だったかなぁ…佐藤正午だったか…短編小説のモチーフとして使われてた作品である。歴史小説は読まないのでこの人の本は読んだことないが、食に関するエッセイということで楽しそうなので買って読んでみた。 わたしは沢村貞子の『私の浅草』というエッ…

急に暖かくなって、桜の他にもいろんな花が咲き始めてるのを道ばたで見かける。春はいいねぇ。 昨日の日記で触れた恩田陸の『夜のピクニック』の画像が本屋大賞受賞の帯付きになってることにちょっとびっくり。昨日まで帯なしの画像だったんだけど。今さら不…

神狩り (ハヤカワ文庫 JA (88))(山田正紀/ハヤカワ文庫)

『ロシアン・ルーレット』に続きこの人の作品を読むのは二冊目。これがデビュー作らしい。なんと30年の時を経て、この作品の続編が今年出版された。 主人公の島津圭助はノーベル賞も夢ではないと囁かれる若き天才学者。学長の娘との縁談もまとまり順風満帆か…

平面いぬ。 (集英社文庫)(乙一/集英社文庫)

う〜ん、これも面白かったなぁ。何だろうなぁ。定金伸治が解説で乙一について「『おもしろいものがたりを書く人』としか言い難いのではないか。」と語っているが、まさにその通り。 その目を見たものを石に変えてしまうという魔物の伝説をめぐるホラー「石の…

予想通り本屋大賞が恩田陸の「夜のピクニック」に決定したよう。今日本屋さんに「本屋大賞受賞」の帯付きでどかーんと並べられてた。高校行事「歩行祭」にてひたすら歩き続ける時間の中で、二人の高校生につながる「秘密」とそれぞれの心情が丁寧に描かれる…

リンカーンの夢 (ハヤカワ文庫SF)(コニー・ウィリス/ハヤカワ文庫)

やーっと古本で見付けたウィリスの昔の作品。といってもそんな昔ではなくて『ドゥームズデイ・ブック』のひとつ前の作品のよう。 歴史小説家の調査を手伝うジェフはパーティーで不思議な女性・アニーと出会う。彼女は南北戦争に関する悪夢に悩まされていると…

反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5 (池袋ウエストゲートパーク (5))(石田衣良/文藝春秋)

池袋ウェストゲートパークシリーズ最新刊。借り物。 う〜ん。水戸黄門みたいだね。うん、水戸黄門だね。

体調がまだ戻らず…。

ドクター・ブラッドマネー―博士の血の贖い― (創元SF文庫)(フィリップ・K・ディック/創元SF文庫)

最近復刊されたもの。個人的にはディック2作目。 1981年、一組の夫婦が火星へ出発した。その直後に地球では核戦争が勃発、全人口の四分の三が失われ、残った人々の生活も産業革命以前のレベルまで落ち、衛生ロケットからの放送のみが心のよりどころとなるの…

不安な童話 (新潮文庫)(恩田陸/新潮文庫)

ある女流画家の遺作展で強烈なフラッシュバックに襲われ意識を失った万由子。万由子の脳裏に潜む女流画家の生前の記憶、そして二人の奇妙な共通点―。後日その画家の一人息子から「あなたは母の生まれ変わりではないか」と相談を持ちかけられた万由子は、上司…

『読むのが怖い! 2000年代のエンタメ本200冊徹底ガイド』を読んだ。2000年から2004年のエンタメ本に関する北上次郎と大森望の書評対談。編集部の選ぶいわゆるベストセラーについての二人の斬りまくるコメントが楽しい。あとお互いのお薦め本について二人の…

古道具 中野商店(川上弘美/新潮社)

楽しみにしてた川上弘美の新刊。タイトルどおり、ある古道具屋の日々をつづった長編小説です。 主人公のヒトミはアルバイトで「古道具 中野商店」の店番をしている。店主の中野は女癖は悪いが憎めないタイプ。その姉・マサヨさんは人形作りが本業だがよく店…

桃(姫野カオルコ/角川書店)

来ました姫野カオルコの新刊!「ツ、イ、ラ、ク」ファンのための一冊と言っても過言ではないでしょう。あの二人の恋を起点にしたサイドストーリーを集めた短編集ですね。「ツイラク」未読の人を読者と想定して書いたと、あとがきで著者は語ってるけど、でも…

ちょっと微熱があったけど買いたい本があったので本屋に行った。東京駅の丸善本店。いつも思うけど棚高すぎ…。

噂(荻原浩/講談社)

やっと読めた荻原浩作品唯一のミステリ。『コールドゲーム』も一応ミステリか。ホラーサスペンスの色合いが強いが。この二作は荻原作品のなかでも異色ですね。 女子高生の口コミの噂を元ネタにした連続殺人事件。所轄に席を移した敏腕刑事・津末と広告代理店…

うさぎのダンス(小村小芥子/文藝春秋)

「こむらこけし」と読むらしい。何年か前の本の雑誌でゲイの少年の物語として紹介されてて読みたいなぁと思っていたけど当時はなかなか見つからず、最近アマゾンで購入。しかしタイトルからして明るい話かなーなんて思ってたんだけど、結構意外に暗かった。 …

美容院に行ってから打ち合わせ。事務所に戻って仕事をしてると急な頭痛と寒気が…あわてて仕事を切り上げて帰る。風邪引くなんて何ヶ月ぶりだろう。いやだなぁ。