2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

久しぶりの温泉旅行

に行ってきた。すごく楽しかったんだけど、楽しみすぎたせいか、疲れが…。

鱗姫 (小学館文庫)(嶽本野ばら/小学館文庫)

なんとなく二作連続で読んでしまいました。 「美しい肌」に固執する美しい少女が悲劇的な運命を辿るファンタジー。 童話のような残酷さをもったストーリーでなかなか読み応えあり。前半ではのちに「下妻物語」で花開くツッコミが見え隠れしてるが、ラストの…

エミリー (集英社文庫)(嶽本野ばら/集英社文庫)

一風変わった会社の先輩と出かけた「MOMA」展でのデートを描いた「レディメイド」、鬱病患者と病院の受付嬢…不思議な出会いから急速に恋が展開する「コルセット」、そして男性恐怖症でいじめられっこのエミリーと男性しか愛せない先輩の心の交流を描いた「エ…

さくらん (KCデラックス イブニング)(安野モヨコ/講談社)

こちらは江戸時代の吉原を舞台にしたもの。暴れ馬だがやがて吉原ナンバーワンとなる花魁をメインに、遊郭で働く女たちの悲哀を描いた一作。口八丁で男を転がす、でも惚れた男にはとことん弱い…。「身受け」以外に吉原を抜け出すことのできない、女たちの「意…

監督不行届 (Feelコミックス)(安野モヨコ/祥伝社)

『ハッピーマニア』以来全然読んでなかった安野モヨコだが…久々に読んだ『働きマン』の面白さにつられてほかの作品も買ってしまった。個人的安野モヨコブームです。 ダンナである「カントク」(エヴァンゲリオンの監督でもあり、かなりのアニメオタク)との…

蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)(恩田陸/集英社)

もし早ければ出てるかも…とのぞいた書店で、期待通りにこの本があったので嬉しかった。即買い&一気読みです。 明治時代を舞台に、特殊な能力を持つ「常野一族」と彼らに関わった人々を描いた長編ファンタジー。ちなみにタイトルは主人公が自分の日記に付け…