2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「野生時代」…買うのは初めてだな。だいたい文芸誌買わないし。姫野カオルコの短編「卒業写真」が読みたいが為に買ってみた。筆者のインタビューもあり。来月「桃」という短編集が出るらしい。表題作はたぶんアンソロジーに入ってたやつだな。そのほかにも「…

きのう、火星に行った。 (講談社文庫)(笹生陽子/講談社文庫)

二ヶ月連続の文庫化です。しかしなぜ二冊とも解説が付いてないのか。文庫本ならではの楽しみなのになぁ。 勉強でもスポーツでも本気になれば結構できるのに、とにかくやる気のない小学校六年生の主人公・山口拓馬。ある日、学校では居眠りをしている間に勝手…

菊葉荘の幽霊たち (ハルキ文庫)(角田光代/ハルキ文庫)

友人・吉元(元カレ)の家探しを手伝う「わたし」。さんざん探し回ったあげく吉元がひと目見て気に入った木造アパートに空き部屋はなかった。それでもこのアパートがいいと譲らない吉元のため、「わたし」はとんでもない行動に出る―。 どこか狂気的でコミカ…

もうマッサージくらいでは効かないっぽい。というわけで、ヨガの本を買ってみた。肩こりがなくなって、ついでに痩せられると嬉しいなぁ。期待しすぎ??

禁欲のススメ (角川文庫)(姫野カオルコ/角川文庫)

昨日に続いてイキオイで二冊目。やっぱおもしろい。相原勇的な女をうざがる気持ち、よくわかります。

パンチパーマの猫 (文春文庫)(群ようこ/文春文庫)

さまざまなことわざをテーマにしたエッセイ集。この人は変わらなくて好きだなぁ。

なんとか夜中に帰ることができて9時間ほど眠る。肩から腰にかけて痛くて辛いので、両国の「江戸遊」というスパに初めて行ってみる。小さな健康ランドとエステがくっついたような施設である。わたしはエステではなく全身マッサージ60分。おばちゃんに揉ま…

愛は勝つ、もんか (角川文庫)(姫野カオルコ/角川文庫)

電車の中で何度も吹き出しそうになって困った。初めて読んだ姫野カオルコのエッセイ。痛快です。

屋上物語 (祥伝社文庫)(北森鴻/祥伝社文庫)

そのデパートの屋上には知る人ぞ知る名店がある。日本で一番おいしい立ち食いうどんの店。そしてその店を仕切るのが「さくら婆」、するどい眼光ときつい物言いでヤクザをもビビらせる。その屋上で起こるいくつかの事件の顛末を描いた連作短編ミステリ。 驚く…

ナラタージュ(島本理生/角川書店)

今月に入ってからやたらと若手の女性作家の作品ばかり読んでる気がする。豊島ミホに西加奈子と、大当りが続いているのだが、さて…。 この人の作品の長編を読むのははじめてかな。アンソロジーとかに入ってる短編を読んだことはあるけど。あまり印象に残って…

暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)(乙一/幻冬舎文庫)

セイイチさんのオススメにより久々の乙一。盲目の女と逃亡者の不思議な関係を描いたサスペンス。心理描写とストーリー展開が抜群にいい。上手いですね、やっぱこの人は。なかでも無意識的な残酷さを描くのが上手い。ラストは意外にも前向きな感じ。面白かっ…

20時間仕事→4時間睡眠→12時間仕事→4時間睡眠→仕事(継続中)…からだが悲鳴を上げる。とくに肩。マッサージ行きたいなぁ。

月魚 (角川文庫)(三浦しをん/角川文庫)

最初の数ページ読んだら、まるで北森鴻の作品を読んでるように感じた。ただ単に舞台が古書店だったからなんだけど。それはさておき。 老舗の古書店『無窮堂』の若き店主・真志喜と、同じ業界で<卸屋>として名を売る瀬名垣。同い年の幼なじみでお互いを唯一…

どうも仕事に集中できないなぁ。

黒い天使 (ハヤカワ・ミステリ文庫)(コーネル・ウールリッチ/ハヤカワ文庫)

コーネル・ウールリッチの作品が平台に並べられてるのを見てびっくりした。新訳にて再び出たらしい。この人の作品は読みたいと思いつつ、なかなか出会えないので嬉しい。 無実の罪を着せられた夫のために奔走する妻を主人公としたサスペンス。どきどきの展開…

れんげ野原のまんなかで (ミステリ・フロンティア)(森谷明子/東京創元社)

この人の本読むのははじめて。なんとなく本屋で手にとって購入。本格ミステリの作家さんみたいですね。 舞台は田舎の図書館、主人公は若き図書館員・文子…という図書館どっぷりな連作ミステリ短編集。何かの間違いかと思うほど山の中にぽつんと建つ図書館で…

ひどい眠気でだらだらと。夕方から仕事。

あおい(西加奈子/小学館)

「さくら」に惚れ込んだので早速デビュー作も買ってしまった。あちらこちらの感想を読んだ感じだとそんなに良さそうではないけど、それでも読みたくなったのだ。 たしかに表題作は今ひとつかも。ひりひりした感じがリアルに伝わってくるものの、ちぐはぐした…

昨日は変な時間に寝てしまったので起きたまま、朝6時までは「24」セカンド・シーズンを途中まで。そこから「フレンズ」の後半を一気に観る。うー相変わらず気になる終わりかただ。でも次のシーズンが出るのなんて一年以上先かも…。 Yahooで乙一原作「ZOO」…

さくら(西加奈子/小学館)

久しぶりに出会った涙ぐめる本。まだ二月だけど今年のベスト10に入るであろう傑作です。 わかりやすいタイトルだから、ちょっと前から本屋の平台に並んでいるのを知っていたんだけど、聞いたこともない作家だったのでちょっと様子をうかがっていた。そしたら…

夕方打ち合わせ。事務所で終電まで仕事。

檸檬のころ(豊島ミホ/幻冬社)

来た!豊島ミホの新刊!結構注目されきたな、この人も。たくさん入荷されてたし。デビュー当時からのファンとしては嬉しい限り。 『青空チェリー』『日傘のお兄さん』『ブルースノウ・ワルツ』に続いて4作目のこの本ですが、来ました。大当たりです。コンビ…

マリモ―酒漬けOL物語 (新潮文庫)(山崎マキコ/新潮文庫)

この人の本読むのは初めて。去年出版された『ためらいもイエス』がけっこう話題になってたので気になってた作家ではあったのだが、何よりタイトルに惹かれた。「酒漬けOL物語」である。OLではないがとても他人事とは思えないじゃないですか。 最初のあた…

深夜は大雪になるらしいけど、外はまだ雨だ。ほんとうに降るのかな?どうにもこうにも寒い…。

格闘する者に○ (新潮文庫)(三浦しをん/新潮文庫)

この人の作品読むのは『秘密の花園』以来2番目。他の作品も読もう読もうと思いつつ今日まで至ってしまった。デビュー作文庫化。 めちゃめちゃマイペースな女子大生・可南子に立ちはだかる就職戦線。漫画が大好き、という理由で出版社を志すのだが、やる気の…

花の下にて春死なむ (講談社文庫)(北森鴻/講談社文庫)

この本ずーっと探してたんだけどなかなかなくってもしかして絶版…?と不安に思ってたんだけど、やっと発見。よかったー。いつもの本屋にしばらく前から「食」に関する本のコーナーが設けられてたのだが、そこの中に置いてあったのだ。エッセイが多かったので…

昼頃起きて自宅で仕事をしてから夕方に事務所へ。夜はまたトマトパスタ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000059-mai-soci ↑このニュースを見て『モビィ・ドール』(熊谷達也/集英社)を思い出した。シャチは怖い。でも必死に生きてるのだ。

人生ベストテン(角田光代/講談社)

直木賞受賞後第一作となる短編集。他人を見ることによって自分を見つめ直す男と女たちの物語。内容はどれも甲乙付けがたい、秀作揃い。一番「らしさ」が出てるのはラストの「貸し出しデート」かな。夫との離婚を考える女がはじめて<デート屋>を頼んでみる…

昨日は飲み過ぎた。データの不備が見つかってお昼には事務所へ。用事は済ませて適当に時間をつぶして麹町で打ち合わせ。事務所に戻ろうと思ってたのだが、あまりの薄着(コートなし)に我慢できなくなってそのまま帰る。昨日買った「フレンズ」ナイン・シリ…